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メルカリ、無印良品、サントリーウイスキーの成功事例とは?

成功した日本企業のコンテンツマーケティング : 3つの事例

コンテンツマーケティングは、現代のビジネス戦略において不可欠な要素となっています。この記事では、日本の企業がどのようにコンテンツを活用して成功を収めているかに焦点を当て、その事例を紹介します。各企業は異なるアプローチでコンテンツを活用しており、その成功の要因を探ってご紹介します。

1.メルカリのブログ: 丁寧でシンプルなハウツー情報を掲載

メルカリのブログ
メルカリのブログ「メルカリびより」

メルカリは、フリマアプリで知られる企業ですが、彼らの成功は単なるアプリだけではありません。

メルカリは定期的に更新されるブログを通じて、ユーザーに販売のコツやアイデアを提供しています。例えば、フリマ初心者向けの販売術や商品の魅力的なプレゼンテーション方法など、ユーザーに役立つ情報を提供することで、ブランドとの結びつきを深めています。

また、メルカリで出品されている様々な商品をカテゴリ別に掲載し、メルカリでの商品の見つけ方や「こんな商品もメルカリで手に入りますよ!」というようなユーザーに役立つ情報が掲載されています。

メルカリの公式情報発信サイト「メルカリびより」では、フリマ初心者向けの販売術が詳細に解説されています。初めてフリマを利用する人がスムーズに取引を行うための基本的なテクニックが動画を通して紹介されています。

フリマアプリの利用者がより効果的に商品を販売し、安全で円滑な取引を行うための情報を提供することで、ユーザーエンゲージメントを高めています。

◇Howtoが必須になるサービスだからこそ効果的「みんなのメルカリ教室」

みんなのメルカリ教室
「みんなのメルカリ教室」は初心者でもわかるよう丁寧なコンテンツが用意されている

さらに、メルカリには、「みんなのメルカリ教室」というコンテンツが用意されています。このコンテンツは、メルカリの基本的な使い方や商品の出品方法、発送方法など、今まで利用に躊躇していたユーザーや「面倒くさそう」と思っていたユーザーに対して発信されているものです。実際にオンサイト(リアルな店舗)で出品方法や梱包方法などを教えてもらうことができます。

メルカリのような「フリマアプリ」など、全く新しい形態のサービスでは、ユーザーや消費者にハウツーの情報を如何に簡単に伝える事ができるかどうかが非常に重要です。

「みんなのメルカリ教室」のようなフレンドリーなハウツーコンテンツは、WEB上のコンテンツでは無いとしても、サービスや商品の使い方を優しく丁寧に解説しており、新しいサービスを広めたい企業に有用なコンテンツの形と言えるかもしれません。

メルカリびより(https://jp-news.mercari.com)
みんなのメルカリ教室(https://school.mercari.com)

2. 無印良品の店舗スタッフブログ: スタッフ目線で商品の紹介

無印良品の店舗スタッフブログ
無印良品の店舗スタッフブログ(画像はグランフロント大阪店)

無印良品は、シンプルで機能的な商品で知られるブランドですが、その成功の一因は各店舗のスタッフが執筆するスタッフブログにあります。

このスタッフブログでは、シンプルで豊かな生活の提案や、商品の使い方に関するアイデアが紹介されています。多くの商品を日々扱う店舗スタッフの商品レビューや使い方の解説は、ユーザーに親近感を与えて、購入のきっかけとなりやすくなります。

スタッフブログでは、無印良品の商品を購入した際の実用的な使い方やアレンジ方法が詳しく解説されています。例えば、家具や収納グッズの配置の仕方、日用品の使い勝手の向上法など、読者が身近なアイテムをより効果的に活用するヒントが数多く紹介されています。

実際の店舗で働かれている方が書いたものなので、読者はより情報を身近に感じることができ、「お店に見にいってみようかな」「この前見たあの商品あるかな?少し寄ってみよう」などといった、能動的なアクションを起こしてもらう事に繋がります。

無印良品 スタッフブログ(https://www.muji.com/jp/ja/shop/045589/articles/muji-staff)※グランフロント大阪店

3. サントリーのウィスキーコンテンツ: 醸造とテイスティングの楽しみ

サントリーウイスキー蒸留所便り
サントリーのウイスキー情報発信サイト「ウイスキー蒸溜所便り」

サントリーは、ウィスキーの製造においてもコンテンツマーケティングを巧みに活用しています。

「ウイスキー蒸溜所便り」は、サントリーが製造する有名なウイスキー「山崎」と「白州」の蒸溜所の情報や蒸溜所周辺の日々の出来事などが掲載されています。
ウェブサイト上で提供されるウィスキーコンテンツでは、ウィスキーの製造過程、こだわりやテイスティングの楽しみ方が詳細に解説されています。

サントリーは、ウィスキーの醸造プロセスに焦点を当て、その詳細な解説を提供しています。大麦の発酵から樽での熟成まで、ウィスキーがどのようにして生まれるのか、その一部始終を知ることができます。各蒸留所で実際に働かれている方のインタビューやコンテンツも数多くあり、読者や消費者は製品に対する理解を深めることができます。

さらに、マスターブレンダーからのコメントやインタビューも掲載されています。これにより、ウィスキー製造の舞台裏や、ブレンダーが製品に込める思い、独自のアプローチについての考えを知ることができます。これは、製品に対する理解を深め、ブランドとの結びつきを強化する要素となっています。

また、ウィスキーコンテンツでは、異なるサントリーウィスキーのテイスティングノートも紹介されています。これにより、読者は各ウィスキーの香りや味わいに関する専門的な情報を得ることができます。

サントリー ウイスキー蒸溜所便り(https://www.suntory.co.jp/factory/blog-d/)

様々な要素を考慮することで、ユーザーに役立つコンテンツが作れる

これらの成功事例から見えてくるのは、コンテンツマーケティングが企業と顧客との結びつきを強化し、ブランドの価値を高める重要な手段であるということです。

各企業は独自のアプローチでコンテンツを活用し、顧客との関係を深めています。コンテンツマーケティングの力を理解し、自社に適した戦略を検討することが、コンテンツマーケティング成功の鍵と言えるのかもしれません。