絞れば、出てくる、アイディア。

無料で簡単にできるワードプレスのスパム対策

無料で簡単にできるワードプレスのスパム対策【reCAPTCHA】

WordPressでブログやWEBサイトを運営していて、大量スパムメールに頭を抱えた経験はありませんか?もちろん筆者も海外からの大量の怪しいスパムメールに悩んだ経験があります。
スパムメールが多いと、せっかくの問い合わせメールなどの大切なメールも見落としてしまいます。

今回は、そんなWordPressユーザーを悩ませる「スパムメール」を止めることができる対策を紹介します。無料で簡単にできるので、ぜひ試してみてください!

1. スパムメールとは何?スパム対策が必要な理由

スパムメールとは、受信者の同意を得ずに大量に送られる迷惑メールのことです。一般的に広告や勧誘、詐欺などの目的で送信されるため、不要なメールがほとんどです。

スパムメールを送ってくる送信者は、個人情報やパスワードを盗み出そうとしてきたり、マルウェアをメールに忍ばせて受信者のPCやワードプレスをウイルスに感染させたりしようとする悪意のあるものがほとんどです。

スパムメールを送ってくる送信者は、個人情報やパスワードを盗み出そうとしてきたり、マルウェアをメールに忍ばせて受信者のPCやワードプレスをウイルスに感染させたりしようとする悪意のあるものがほとんどです。

《スパム対策が必要な理由》

1. セキュリティリスクの回

スパムメールには、マルウェア(ウイルス、ランサムウェアなど)が仕込まれていることが多く、これがデバイスに感染すると、個人情報の漏洩やデータの損失が発生します。
最悪の場合、ワードプレスのデータや頑張って書いてきたブログ記事なども消えてしまう可能性もあるので、対策は必須です。

2. フィッシング詐欺の防止

スパムメールは「フィッシングメール」と呼ばれる本物のブランドや企業を装い個人情報やパスワードを聞き出そうとするメールが多いです。

フィッシングメールは、受信者に偽のウェブサイトや偽のログインページを案内し、アカウント情報やクレジットカード情報などを盗むことを目的としています。スパム対策を行うことで、こうした詐欺から自分やブログの読者、顧客を守ることができます。

3. 時間と生産性の低下を防ぐ

スパムメールが大量に届くと、重要なメールが埋もれてしまい、確認や削除に手間がかかり生産性が低下します。特に業務メールを大量に扱う場合、スパム対策をしていないと対応に多くの時間を取られてしまいます。
ブログの読者やWEBサイトからの問い合わせが埋もれてしまう前に、スパム対策を行い余計なメールは受信しないようにしておくことが重要です。

セキュリティの面からはもちろん、生産性や時間を大切にするためにも、スパム対策は必ずしておきましょう!

2. WordPressのスパム対策「reCAPTCHA(リキャプチャ)」

WordPressには、無料で簡単にできるスパム対策があります。
まず一つ目に、WordPressで有名な「Contactform7(コンタクトフォームセブン)」でも対策できるreCAPTCHA(リキャプチャ)を紹介します。

お問い合わせフォームやWEBサイトに入る際に、上記の画像のようなものが表示されたことが一度はあると思います。これが「reCAPTCHA」と呼ばれるものになります。

↑お問い合わせフォームやWEBサイトに入る際に、上記の画像のようなものが表示されたことが一度はあると思います。これが「reCAPTCHA」と呼ばれるものになります。

reCAPTCHAは、スパムや不正なアクセスからサイトを保護するためにGoogleが提供する無料のツールです。もちろん誰でも無料で使うことができます。

reCAPTCHAは「私はロボットではありません」にチェックを入れさせたり、特定の画像を選ばせたりするなどユーザーに何らかの操作をさせることでロボットではないことを判断する「v2」と、バックエンドで動作しユーザーの操作を必要としない「v3」があります。

↑reCAPTCHAは「私はロボットではありません」にチェックを入れさせたり、特定の画像を選ばせたりするなどユーザーに何らかの操作をさせることでロボットではないことを判断する「v2」と、バックエンドで動作しユーザーの操作を必要としない「v3」があります。

2024年11月現在、「v3」がreCAPTCHAの最新バージョンとなっています。

reCAPTCH設定 準備の手順

まず初めに https://www.google.com/recaptcha/about/ にアクセスします。 画面右上の「v3 Admin Console」をクリックします。

↑まず初めに https://www.google.com/recaptcha/about/ にアクセスします。

その後、画面右上の「v3 Admin Console」をクリックします。

最上部の「Label」には、WEBサイトやブログのURLを入力し、「reCAPTCHA type」では「Score based(v3)」を選択します。 「Domains」にWEBサイトやブログのドメイン部分のみ(httpsなどは不要)を入力します。 「Google Cloud Platform」は既に入力されている状態になっていますが、何も変更せずにそのままにして、最下部の「SUBMIT」をクリックします。

最上部の「Label」には、WEBサイトやブログのURLを入力し、「reCAPTCHA type」では「Score based(v3)」を選択します。
「Domains」WEBサイトやブログのドメイン部分のみ(httpsなどは不要)を入力します。

「Google Cloud Platform」は既に入力されている状態になっていますが、何も変更せずにそのままにして、最下部の「SUBMIT」をクリックします。

サイトキーシークレットキーが発行されるので、コピーしておきます。

3. Contact Form7にreCAPTCHAを設定する

reCAPTCHAの準備が整ったら、Contact Form7に設定していきます。

Contact Form7をインストール・有効化した状態で、ワードプレスのメニューから「お問い合わせ」→「インテグレーション」をクリックします。

Contact Form7をインストール・有効化した状態で、ワードプレスのメニューから「お問い合わせ」「インテグレーション」をクリックします。

「reCAPTCHA」の箇所で「インテーグレーションのセットアップ」をクリックします。

↑「reCAPTCHA」の箇所で「インテーグレーションのセットアップ」をクリックします。

サイトキーシークレットキーに先ほどreCAPTCHAの設定で表示された文字列をそれぞれに貼り付けます。
「変更を保存」をクリックして、設定完了です!

まとめ😃

今回は、ワードプレスにスパム対策が重要な理由と、無料で簡単にできるワードプレスのスパム対策「reCAPTCHA」の設定方法、Contact Form7への設定方法を紹介しました。

スパムメールを防ぐことはワードプレスでWEBサイトやブログを運営していく上でとても大切です。
まだスパム対策をしていない方はぜひ今回の記事を参考に「reCAPTCHA」を設定してみてください!

2024-12-08
Sunday

weblemonの筆者

YUKINKO

20代後半のWEBマーケター&WEBデザイナー
新卒で商社に入社しWEBマーケターとして勤務後、
カナダに渡航し現地企業のWEB制作と
マーケティング支援を行う。
現在は帰国し某企業でWEBマーケターをしています。

 自分がWEBマーケター・WEBデザイナーとして
仕事をしているときに気になった事を
調べた経緯を残しておきたいなという思いと、
それを誰かのお悩み解決に
役立てることができたらいいなと思っています。

“ネコとレモンのWEBマーケ&デザインブログ”
みたいな感じで覚えてもらえたら嬉しいです😺🍋

POPULAR POST

LATEST POST