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Google chrome リモートデスクトップの使い方

自宅以外の外出先でも「自宅のPCにしかないデータを触りたい」「デスクトップに入っている画像やファイルを使いたい」そんなときに便利なのが、Google chromeリモートデスクトップです。
無料で使えて、特別な知識がなくても設定できるため、ブログ運営をしている方やWEB制作者の方にもおすすめのツールです。

今回の記事では、

Google chromeリモートデスクトップの基本的な仕組み
導入・設定方法
セキュリティ対策やトラブル対処法

をそれぞれ詳しく解説します。ワードプレスでブログ運営やWEB制作を行なっている方にもとても便利な機能ですので、ぜひ参考にしてみてください😺

この記事の目次

Google chromeのリモートデスクトップとは？
ブログ運営やWEB制作におけるメリット
Google chrome リモートデスクトップの使い方
 3-1. chromeブラウザを準備する
 3-2. リモートデスクトップを有効にする（操作される側）
3-3. リモートデスクトップに接続する（操作する側）

1. Google chromeのリモートデスクトップとは？

Google Chromeリモートデスクトップは、Googleが無料で提供しているリモート操作ツールです。
リモート操作とは「外出先からインターネット経由で自宅のパソコンを操作できる仕組み」です。

通常、リモート操作を行うには様々な複雑な設定や有料のツールが必要な場合が多いですが、chromeのリモートデスクトップなら、Googleアカウントを持っていてchromeブラウザが入っていれば誰でも無料で簡単に使うことができます。

2. ブログ運営やWEB制作におけるメリット

Chromeリモートデスクトップは、一般のビジネスユーザーだけでなく、ワードプレスでブログ運営やWeb制作を行っている人にも非常に便利です。

① 外出先でも自宅の制作データにアクセスできる

リモートデスクトップを使えば、自宅のパソコンに保存していた制作データをどこからでも開けるようになります。

たとえば、外出中にクライアントから「コンテンツ案やデザイン案を少し修正してほしい」と連絡が来た場合でも、カフェや出先のノートPCからすぐに作業が可能です。
USBメモリやハードディスクを持ち歩く必要もなく、ファイルの受け渡しミスも防げます。
特にブログ運営やWeb制作のように、複数のデバイスで作業する方にとっては、作業の自由度とスピードを大幅に高められるのが大きなメリットです。

②ノートPCのスペックを気にせず重い作業ができる

リモートデスクトップを使えば、Googleドライブなどのクラウド上にデータを置くことで、自宅の高いスペックPCでレンダリングや書き出しを行いながら、別のデバイスで作業を続けることもできます。

制作に必要な環境をクラウド経由で統一できるため、「どの端末でも同じように作業できる」という安心感があります。

③セキュリティ面も安心

Google chromeのリモートデスクトップは、Googleアカウントでの認証に加え、接続時にPINコードを設定します。
これにより、勝手に自宅PCへアクセスされるリスクを低くできます。さらに、Googleアカウント側で二段階認証を有効にしておけば、アカウント乗っ取りリスクも下がります。

3. Google chrome リモートデスクトップの使い方

ここまでGoogle chromeのリモートデスクトップとは何か、また特徴的なメリットについて紹介しました。
では実際にGoogle chromeのリモートデスクトップを使う方法をみていきましょう👀

※今回はMacで行なっていますが、Windowsの場合でも手順はほぼ同じです。

3-1. chromeブラウザを準備する

まず初めに、Google chromeのリモートデスクトップを使用するにはchromeブラウザが必要です。自宅PC（操作される側）と外出先のPC（操作する側）の両方にGoogle Chromeをインストールします。

ChromeはWindows・Macどちらでも問題なく利用できます。

こちらからchromeのダウンロードページに進み、「Chromeをダウンロード」をクリックします。その後、画面に手順が表示されるので、その手順に沿ってchromeをダウンロードします。

3-2. リモートデスクトップを有効にする（操作される側）

続いて、自宅PCにリモートデスクトップを「ホスト（操作される側）」として設定します。
下のボタンからリモートデスクトップの設定ページへアクセスします。

↑「リモートアクセスの設定」という画面が表示されたら、インストールボタン（矢印が下向きになっているボタン）、もしくは画面右下のポップアップ内「インストール」をクリックします。

↑chromeウェブストアの画面が表示されたら、Chrome Remote Desktopの横にある「Chromeに追加」ボタンをクリックします。(※この手順は飛ばしてもOK）

↑「インストールの準備完了」と表示されたら、右下の「同意してインストール」をクリックします。

↑インストールされたら、パソコンのローカル（ダウンロードフォルダやデスクトップなど）に「chromeremotedesktop.dmg」という名前のファイルが表示されるので、アイコンをダブルクリックします。

↑次に「Chrome Remote Desktop Host.pkg」というアイコンが表示されたら、このアイコンもダブルクリックします。

↑パソコンにインストールする際に、上記のような確認のポップアップが表示されたら「インストール」をクリックします。
※パソコン自体の容量が足りない場合はインストールできないことがあるので注意が必要です。

↑Chormeブラウザの画面に戻り、ホストとなるPCの名前を設定します。

↑実際にリモートデスクトップを接続する際に必要なPINを6桁以上で設定します。
設定したら右下の「起動」をクリックします。

↑場合によって、パソコンのパスワード入力を求められることがあるので、パソコンにログインする際のパスワードを入力し「OK」をクリックします。

↑リモートデスクトップの画面で設定したPCが「オンライン」で表示されていれば、ホスト側（=操作される側）の設定は完了です。

3-3. リモートデスクトップに接続する（操作する側）

ホスト側の設定が完了したら、次はリモートで操作する側のPCの設定を行います。

↑クライアント側（=操作する側）のPCでもホスト側（=操作される側）と同じGoogleアカウントでログインし、アドレスバーに「remotedesktop.google.com/access」と入力します。

↑ホスト側を設定した際と同じように、リモートデスクトップをPCにインストールします。

↑リモートのデバイスとして表示されているホスト側PCをクリックします。

↑ホスト側PCで設定したPINを入力すると、リモートデスクトップ接続が完了します！

まとめ🍋

今回はGoogle chromeユーザーなら誰でも無料で簡単に利用できる「リモートデスクトップ」の設定方法についてご紹介しました。
自宅PCと出先で２台のデバイスを利用してWEB制作やブログ運営を行なったいる方には、出先でも自宅PCの環境に簡単にアクセスでき、とても便利です。
ぜひ今回の記事を参考に、chromeのリモートデスクトップを活用してみてください！

↓Google Chromeのプロファイルを簡単に切り替えできるショートカットの設定方法はこちら↓