Google chrome(グーグル ク...
続きを読むインターネット上には無数のWEBサイトやブログが存在し、インターネットの利用者は常に新しい情報を求めています。その中で、ユーザーにとって閲覧にストレス無いWEBサイトやブログを提供することは非常に重要です。ページの読み込みが遅いと、ユーザーはすぐに他のサイトへ移ってしまいます。ここで役立つのが、Googleが提供する「Pagespeed Insight」というツールです。
Pagespeed Insightは、WEBサイトやブログのパフォーマンスを評価し、具体的な改善提案を提供してくれます。今回の記事では、Pagespeed Insightの各評価項目について詳しく詳しく紹介します。
ぜひWEBサイトやブログの状態の把握や改善に役立ててみてください!
ワードプレスで作成したウェブサイトやブログの読み込み速度やパフォーマンスを確認するには、Googleが提供する「PageSpeed Insights(ページスピード インサイト)」というツールを利用できます。
URLを挿入するだけで自分のブログやWEBサイトだけでなく、あらゆるサイトの状態やパフォーマンスを無料で確認できるツールです。Googleアカウントでのログインの必要もなく、簡単に使用できます。
↑URLを入力して「分析」をクリックすると、様々な指標についての数値が表示されます。
携帯電話(スマートフォン)で閲覧したときと、デスクトップで閲覧した時で実際のユーザーの環境で評価されます。
↑今回の記事では、Pagespeed Insightsで確認できる6つの指標について紹介します!
LCPは、ページが読み込まれてから「一番大きなコンテンツ(画像や大きなテキスト)」が完全に表示されるまでの時間を測ります。ページの主要な部分がどれだけ早く見えるようになるかを評価します。
↑メインとなる画像やテキストが表示される時間が2.5秒以内であれば良い状態、2.5秒以上4秒以内であれば改善の余地あり、4秒以上であれば見直しが必要とされています。
↑「メインとなる画像やテキスト」とは、ページの一番目立つ要素のことです。
weblemonのトップページの場合は、「#Howto、#Marketing、#Creative、#Design」4つのテキストがメインとなる要素となります。
この場合、ページが読み込まれる時にこの4つのテキストが完全に表示されるまでの時間が「LCP」となります。
INPは、ウェブページの「応答性」を測るための指標です。ウェブページが読み込まれた後、ユーザーはクリックやタップなどの操作をしますが、これに対してページがどれだけ速く反応するかを測ります。
↑ウェブページ内のボタンやリンクなどの要素をクリックした際の反応速度が0.2秒(200m秒)以内であれば良い状態、0.2秒(200m秒)以上0.5秒(500m秒)以内であれば改善の余地あり、0.5秒(500m秒)以上であれば今すぐ見直しが必要です。
※m秒(ミリ秒)とは0.001秒(1000分の1秒)です。
INPは、ページ滞在中のすべての操作に対する反応時間を測定し、その中で最も遅かった反応時間を基準に評価します。
CLSは、ページの内容が突然動くことでユーザーが困ることを防ぐための指標です。
例えば、文章を読んでいるときにテキストが急に動いたり、クリックしようとしたボタンがずれて別のボタンを押してしまったりすることがあります。
↑CLSは、スコアが0.1以下であれば良い状態、0.1以上0.25以下であれば改善が必要、0.25以上であれば今すぐ見直しが必要です。
↑押そうとしたボタンがズレてしまい、意図しない箇所をクリックしてしまうとストレスになります。
(動画:https://web.dev/articles/cls より)
CLSのスコアの改善方法は、使用している画像サイズの指定や埋め込みコンテンツのパディングやマージンの指定などがあります。詳しくは別記事でご紹介予定です!
FCPは、ユーザーがページにアクセスしてから、最初のコンテンツ(テキストや画像など)が画面に表示されるまでの時間を測る指標です。
↑FCPは、表示時間が1.8秒以下であれば良い状態、1.8秒以上3秒以下であれば改善が必要、3秒以上であれば今すぐ見直しが必要です。
↑FCPは、LCPと似ている指標ですが、LCPが主要なコンテンツが表示されるまでの時間なのに対して、FCPは最初のコンテンツが表示される時間になります。
「最初のコンテンツ」とは、必ずしも主要な部分(メインの画像やテキスト)ではなく、ヘッダーのロゴやメニューバーなどページを読み込んだ時に一番初めに目に入るものの事を指します。
FCPが計測する時間は、ユーザーが「ページが読み込みを開始した」と感じる瞬間を評価する指標です。
FIDは、ユーザーがページ上で最初に操作(例えば、リンクをクリック、ボタンをタップ)してから、その操作に対してブラウザが反応を始めるまでの時間を測る指標です
↑FIDは、0.1秒(100m秒)以下であればページの反応速度が早く良い状態、0.3秒(300m秒)以上であれば今すぐ見直しが必要です。
FIDは、ユーザーがページで最初に行う操作に対するブラウザの反応時間を測定します。
↑FID(First Input Delay)とINP(Interaction to Next Paint)は、どちらもウェブページがどれだけ早くユーザーの操作に反応するかを測る指標です。
しかし、INPがユーザーのページ滞在中の全ての操作に対する反応時間を測定する指標であるのに対して、FIDはユーザーがページで最初に行う操作に対する反応速度を測定します。
TTFBは、ウェブページやリソースをリクエストしてから、最初のデータがブラウザに届くまでの時間を測る指標です。
↑TTFBは0.8秒(800m秒)と1.8秒(1800m秒)が評価の基準になります。
0.8秒以内であれば良い状態、反対に1.8秒以上であれば見直しの必要があります。
TTFBは、特定のボタンをクリックしてクリック先のページのデータが最初に読み込まれるまでの時間という事ができます。
今回の記事では、Googleが無料で提供している「Pagespeed Insights(ページスピード・インサイト)について各指標の意味や見方をご紹介しました。
WEBサイトやブログの状態の確認やパフォーマンスの改善にぜひ役立ててみてください!
ワードプレスで作ったWEBサイトやブログの読み込みが遅いと感じた事はありませんか?原因を調べて改善する方法を紹介します!
2024-12-08
Sunday
20代後半のWEBマーケター&WEBデザイナー
新卒で商社に入社しWEBマーケターとして勤務後、
カナダに渡航し現地企業のWEB制作と
マーケティング支援を行う。
現在は帰国し某企業でWEBマーケターをしています。
自分がWEBマーケター・WEBデザイナーとして
仕事をしているときに気になった事を
調べた経緯を残しておきたいなという思いと、
それを誰かのお悩み解決に
役立てることができたらいいなと思っています。
“ネコとレモンのWEBマーケ&デザインブログ”
みたいな感じで覚えてもらえたら嬉しいです😺🍋
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