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キーワードプランナーの使い方【誰でも無料】

ブログのネタ探しやキーワードのボリュームを調べたいとき、みなさんはどんなツールを使用していますか?
せっかく思いついたネタで記事を書き始めても、その記事に辿り着くためのキーワードの検索ボリュームが少なく悲しい気持ちになるのはブログ記事を書いたことがある人なら誰でも一度は経験したことがあるはずです。

今回の記事では、キーワードがどれくらい検索されているのか?関連語句にはどんな言葉があるのかなどを簡単に誰でも無料で調べることができる「キーワードプランナー」の使い方を詳しく解説します!

1. キーワードプランナーとは?

キーワードプランナーは、Googleが提供する無料のキーワードリサーチツールです。

キーワードプランナーは、Googleが提供する無料のキーワードリサーチツールです。
主にGoogle広告の広告主向けに設計されたツールですが、広告を出稿する予定がなくても、SEO(検索エンジン最適化)対策を行うWebサイト運営者やブロガー、Webマーケターにとっても非常に役立つ便利なツールです。

このツールを活用すると、特定のキーワードがGoogle検索上でどの程度検索されているのか競合性はどのくらいかなどのデータを取得できます。Googleなどの検索エンジンからの集客を増やしたい場合や、記事のテーマを決める際の参考として活用することができます。

ブログ記事のネタを探すときや、キーワード検索のボリュームを調べるときに役に立つ機能を無料で使うことができます。

ブログ記事のネタを探すときや、キーワード検索のボリュームを調べるときに役に立つ機能を無料で使うことができます。
Google広告の機能の一部ではありますが、広告を出稿しなくても誰でも使うことができます。

↑こちらは実際のキーワードプランナーの画面です。
例えば「ワードプレス」と「レンタルサーバー」というワードを調べると、関連キーワード月間平均検索ボリューム(1ヶ月にどのくらい検索されているか)などがわかります。

具体的な使い方と応用方法については、この後詳しく解説します!

2. キーワードプランナーを使うための準備

キーワードプランナーを使うには、まず初めにGoogle広告のアカウントを作成する必要があります。
ここからはキーワードプランナーを使うための準備として、Google広告のアカウント設定について解説します。

まず初めに、こちらからキーワードプランナーのトップページにアクセスします。 画面中央の「キーワードプランナーを使ってみる』をクリックします。

↑まず初めに、こちらからキーワードプランナーのトップページにアクセスします。
画面中央の「キーワードプランナーを使ってみる』をクリックします。

↑次に、WEBサイトやブログの名前を入力し、「次へ」をクリックします。

次に、WEBサイトやブログのURLを入力し、「次へ」をクリックします。

↑次に、WEBサイトやブログのURLを入力し、「次へ」をクリックします。

URLを入力すると、「ユーザーが広告をクリックするとこちらが表示されます」という文章が表示され、WEBサイトやブログのプレビューが表示されます。画面下の「次へ」をクリックします。

↑URLを入力すると、「ユーザーが広告をクリックするとこちらが表示されます」という文章が表示され、WEBサイトやブログのプレビューが表示されます。画面下の「次へ」をクリックします。

その後、広告の目標を設定します。
今回は広告は出稿せず、「キーワードプランナー」を使うための設定なので適当で問題ありません。
「店舗の来客数を増やす」に設定すると、面倒な設定をせずに広告アカウントを最短で作成できます。

広告の設定画面が表示されますが、入力したURLによって自動的に広告見出しや説明文が作成されているのでそのまま進めていきます。
画像も「ウェブ」を選択すると自動的にWEBサイトの画像が表示されるので、適当に選んで追加します。

予算の設定画面まで進んだら、「予算を自分で入力する」を選択して金額を「¥1」にします。

↑予算の設定画面まで進んだら、「予算を自分で入力する」を選択して金額を「¥1」にします。

「アカウントとお支払いの詳細を入力してください」と表示されたら、画面中央の「新しいお支払いプロファイルを作成する」をクリックします。

「アカウントとお支払いの詳細を入力してください」と表示されたら、画面中央の「新しいお支払いプロファイルを作成する」をクリックします。

お支払いプロファイルとお支払い方法を設定したら、一旦設定は完了です。

お支払いプロファイルお支払い方法を設定したら、一旦設定は完了です。
画面右下の「送信」をクリックして設定を終了します。
クレジットカードを登録しても、実際に広告を出稿しなければ費用は一切かからないので問題ありません。
※カードの登録のため一時的に2,000円が課金されますが、通常は1週間以内に取り消されます。

3. キーワードプランナーの使い方

Google広告のアカウント作成が完了したら、いよいよキーワードプランナーを使っていきます!

Google広告の画面の右側に表示されている「ツール」にマウスをかざして、「キーワードプランナー」をクリックします。

↑Google広告の画面の右側に表示されている「ツール」にマウスをかざして、「キーワードプランナー」をクリックします。

キーワードプランナーは「新しいキーワードを見つける」機能と「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の2つの機能があります。

↑キーワードプランナーは「新しいキーワードを見つける」機能と「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の2つの機能があります。
今回はそれぞれの機能について詳しく解説していきます。

「新しいキーワードを見つける」機能

「キーワードから開始」では、関連キーワードの入力とドメインの入力を行うことで新しいキーワードを探すことができます。

「新しいキーワードを見つける」機能では、自分でWEBサイトやブログに関連するキーワードを入力して新しいキーワードを探す「キーワードから開始」とURLを入力して新しいキーワードを探す「ウェブサイトから開始」の2つの種類があります。

「キーワードから開始」では、関連キーワードの入力とドメインの入力を行うことで新しいキーワードを探すことができます。

「ウェブサイトから開始」では、ドメインの入力を行うことで新しいキーワードを探すことができます。 GoogleがURLを分析し、WEBサイトやブログに掲載されているコンテンツの内容を読み取って、新しいキーワードを見つけてくれる便利な方法です。

「ウェブサイトから開始」では、ドメインの入力を行うことで新しいキーワードを探すことができます。
GoogleがURLを分析し、WEBサイトやブログに掲載されているコンテンツの内容を読み取って、新しいキーワードを見つけてくれる便利な方法です。

「キーワードから開始」を使用した場合、上記の画像のような結果が表示されます。 「キーワード候補」の欄に新しいキーワードが表示されています。

「キーワードから開始」を使用した場合、上記の画像のような結果が表示されます。
「キーワード候補」の欄に新しいキーワードが表示されています。

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」機能

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」機能では、検索ボリュームと今後そのキーワードがどのくらい検索されそうであるかという予測のデータを調べることができます。 検索ボリュームを調べたいキーワードをまとめて入力し、「開始する」をクリックします。

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」機能では、検索ボリュームと今後そのキーワードがどのくらい検索されそうであるかという予測のデータを調べることができます。

検索ボリュームを調べたいキーワードをまとめて入力し、「開始する」をクリックします。

各キーワード別の「月間平均検索ボリューム」が表示されました。 狙い目としては、ブログのPV数や規模によっても異なりますが、1000PV〜5000PVの場合はまずは「1000〜1万」の月間平均検索ボリュームのキーワードを狙うとより多くのPV数や自然検索流入を期待できます。

↑各キーワード別の「月間平均検索ボリューム」が表示されました。
狙い目としては、ブログのPV数や規模によっても異なりますが、1000PV〜5000PVの場合はまずは「1000〜1万」の月間平均検索ボリュームのキーワードを狙うとより多くのPV数や自然検索流入を期待できます。

月間検索ボリューム100以下の場合は、検索順位で上位を獲得できる可能性は高い(=競合が少ない)ですが、そもそもそのキーワードで検索する人が少ないため、流入数自体を増やすことは難しくなります。

キーワードが長くなればなるほど(=ロングテールキーワードになるほど)月間平均検索ボリュームは低くなります。 場合によっては、データが表示されず「-」となる場合もあります。

キーワードが長くなればなるほど(=ロングテールキーワードになるほど)月間平均検索ボリュームは低くなります。
場合によっては、データが表示されず「-」となる場合もあります。

ロングテールキーワードは自然検索流入を増やしていく段階にあるブログでは非常に狙いやすいキーワードではありますが、検索ボリュームが低すぎるキーワードではないかを事前に確認しておくことが大切です。
(せっかく記事を書いて検索結果でも上位になったものの、PV数が思うように増加しない、というのはあるあるです。)

4. キーワードプランナーを応用する方法

キーワードプランナーで調べた新しい関連キーワードや検索ボリュームなどのデータは、GoogleのスプレッドシートやCSVファイルにエクスポートすることができます。

キーワードの一覧が表示されている画面で、画面右上のダウンロードマークをクリックし、「Google スプレッドシート」をクリックし、ダウンロードします。

↑キーワードの一覧が表示されている画面で、画面右上のダウンロードマークをクリックし、「Google スプレッドシート」をクリックし、ダウンロードします。
※「プランの予測」ではなく「過去のプラン指標」の方の「Google スプレッドシート」をクリックします。

グラフにしたり、表として見やすく加工することによって、記事ネタの検討にも使えるデータになります。

↑スプレッドシートは、上記のようなシートがダウンロードされます。
グラフにしたり、表として見やすく加工することによって、記事ネタの検討にも使えるデータになります。

↓ブログのキーワードの見つけ方についてはこちらの記事で詳しく解説しています!↓

まとめ😃

今回の記事では、Googleの無料ツール「キーワードプランナー」の設定と使い方についてご紹介しました。
Google広告の機能の一部ではあるものの、無料で登録でき誰でも使うことができる便利なツールです。
Google広告の初期設定が少し面倒な部分ではありますが、一度登録してしまえば、あとはキーワードの検索ボリュームを調べたい時や新しいキーワードを探すときにとても役にたつツールです。

ぜひ今回の記事を参考に、「キーワードプランナー」を使ってみてください!

2025-03-22
Saturday

weblemonの筆者

YUKINKO

20代後半のWEBマーケター&WEBデザイナー
新卒で商社に入社しWEBマーケターとして勤務後、
カナダに渡航し現地企業のWEB制作と
マーケティング支援を行う。
現在は帰国し某企業でWEBマーケターをしています。

 自分がWEBマーケター・WEBデザイナーとして
仕事をしているときに気になった事を
調べた経緯を残しておきたいなという思いと、
それを誰かのお悩み解決に
役立てることができたらいいなと思っています。

“ネコとレモンのWEBマーケ&デザインブログ”
みたいな感じで覚えてもらえたら嬉しいです😺🍋

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