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ポートフォリオとは?無料で作成する方法を初心者向けに解説

ポートフォリオとは?無料で作成する方法を解説

「ポートフォリオを提出してください」

転職活動中や就職活動中に、企業から突然このような連絡が来て困った経験はありませんか?

ポートフォリオというと、WEBデザイナーやイラストレーターなどクリエイター職の人が作るものというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし近年では、WEBマーケターやライター、SNS運用担当者、動画編集者など、さまざまな職種でポートフォリオの提出を求められるケースが増えています。

今回の記事では、ポートフォリオの基本的な意味から、必要になる職種、記載すべき内容、無料で作成する方法までを詳しく解説します。

これから転職活動や就職活動を予定している方はもちろん、今後に備えて準備しておきたい方もぜひ参考にしてみてください。

1. ポートフォリオとは??

ポートフォリオとは、自分のスキルや実績、制作物などをまとめた資料のことです。
簡単に言うと、「自分の仕事の成果を相手に伝えるための作品集・実績集」と考えるとわかりやすいかもしれません。

例えば、WEBデザイナーであれば制作したWEBサイトやバナーを掲載し、WEBマーケターであれば運営したメディアのアクセス実績や広告運用の成果などをまとめます。

1-1. ポートフォリオと職務経歴書の違い

履歴書・職務経歴書とポートフォリオの違い

↑履歴書・職務経歴書とポートフォリオは似ているようで役割が異なります。

履歴書・職務経歴書は「これまでの経歴を伝える資料」であるのに対して、ポートフォリオは「実際の成果やスキルを証明する資料」と言えます。

↑例として「WEBサイト運営を担当していた」経歴がある場合で比較します。

職務経歴書には、経歴を端的に記載する必要があるので「SEO担当としてWEBサイト運営を担当」記載します。
一方で、ポートフォリオには、担当サイトのアクセス推移や改善実績、執筆した記事など「実際に何を行い、どんな実績を残したのか」を具体的に記載します。

1-2. ポートフォリオの提出を求められる理由

「履歴書や職務経歴書を提出しているのに、なぜポートフォリオまで必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、企業がポートフォリオの提出を求める理由を理解すると、どのような内容を作成すべきかも見えてきます。

転職や就職の応募時に企業がポートフォリオの提出を求める理由は、「実務経験を確認するため」であることがほとんど

転職や就職の応募時に企業がポートフォリオの提出を求める理由は、「実務経験を確認するため」であることがほとんどです。

特に転職活動で「実務経験がある」職種に就職する場合は、過去にどのような成果を出したのか、成果を出すに至った仕事の取り組み方や考え方など、思考力や問題解決能力もポートフォリオから読み解く場合もあります。

  • 履歴書や職務経歴書だけでは具体的なスキルがわからない
  • 実際の制作物や成果を確認し、企業側が求めている人材とのマッチ度を確かめる
  • 仕事への考え方、向き合い方と企業側の社風等のマッチ度を確かめるな

などの理由で、ポートフォリオの提出を求められることが多いです。

筆者も実際に転職活動でポートフォリオを提出しました。(ちなみに筆者の職種はWEBマーケターです)
転職エージェントの方経由でエントリーした企業からポートフォリオ提出を求められ、焦ったことを今でも良く覚えています。

2. ポートフォリオに記載すべき内容

「ポートフォリオを作ろうと思ったものの、何を載せれば良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

ポートフォリオの内容は職種によって異なりますが、基本的には「自分のスキルや実績が伝わる情報」を掲載することが重要です。

ここでは、WEBマーケターやWEBデザイナー、ライターなど幅広い職種で活用できる基本的な項目を紹介します。

①プロフィール

まずは簡単なプロフィールを掲載しましょう。
企業の担当者はポートフォリオを見る際、「どのような人物なのか」を知りたいと考えています。

  • 氏名(または活動名)
  • 現在の職種
  • 経験年数
  • 得意分野
  • 保有資格
  • 自己紹介

などがあります。

自己紹介では単に経歴を並べるのではなく、自分の強みや仕事への考え方も伝えられると効果的です。

例えば、WEBマーケターであれば、

「SEOを中心にオウンドメディア運営やコンテンツマーケティングを担当しています。アクセス数だけでなく、問い合わせや売上につながる施策を意識して取り組んでいます。」

などといった形で、自分の専門領域や強みが伝わる内容にするのがおすすめです。

②経歴・職務経験

次に、これまでの経歴や担当業務をまとめます。

職務経歴書と重複する部分もありますが、ポートフォリオではより具体的な業務内容まで記載することが大切です。

職種経歴・職務経験の記入例
WEBマーケター   SEO施策の企画・実行、広告運用、SNS運用、コンテンツマーケティング、アクセス解析、メールマーケティング
WEBデザイナーホームページ制作、LP制作、バナー制作、UI/UXデザイン、WordPress構築
ライターSEO記事執筆、取材記事作成、記事構成作成、編集業務、校正・校閲
SNS運用担当Instagram運用、X運用、TikTok運用、投稿企画、リール動画制作、キャンペーン運用
EC担当者商品登録、商品ページ改善、メルマガ配信、広告運用、アクセス解析、売上分析

③実績・成果 / 制作物やプロジェクト

ポートフォリオの中でも特に重要なのが実績や成果です。

企業は応募者がどのような成果を出してきたのかを重視しています。
そのため、可能な限り数字を用いて説明することをおすすめします。

ポートフォリオに掲載する内容は職種によって異なります。以下は代表的な職種ごとの成果や制作物の例です。

職種成果の記入例制作物・担当プロジェクトの記入例
WEBマーケター     月間PV数を3万PVから15万PVへ増加、問い合わせ数150%向上、CPA30%改善運営したWEBサイト、SEO記事、LP、広告クリエイティブ、ホワイトペーパー、メールマガジン
WEBデザイナーLP改善によりCV率20%向上、サイトリニューアル後の離脱率改善ホームページ、LP、バナー、ロゴ、UIデザイン、WordPressサイト
ライター検索順位1位獲得、月間検索流入10万PV達成、記事公開後のCV数向上SEO記事、取材記事、コラム記事、導入事例記事、ホワイトペーパー
SNS運用担当フォロワー5,000人増加、投稿の総再生回数50万回達成、エンゲージメント率向上Instagram投稿、リール動画、TikTok動画、キャンペーン企画、SNSアカウント運営
EC担当者EC売上120%向上、商品ページ改善によるCV率向上、客単価10%改善商品ページ、特集ページ、メルマガ、販促キャンペーン、ECサイト改善プロジェクト

④工夫したポイントや改善内容

成果物を掲載するだけでは、企業は応募者の実力を十分に判断できません。

そのため、

  • 「なぜその施策を行ったのか」
  • 「どのような課題を解決したのか」

も併せて記載しましょう。

成果までのプロセスを説明することで、問題解決能力や思考力をアピールできます。

特にWEBマーケターやディレクター職では、成果だけでなく「どのように考えて行動したか」が評価されるケースも少なくありません。

3. 無料でポートフォリオを作成する方法

ポートフォリオは必ずしも有料ツールを使って作成する必要はありません。

現在は無料で利用できるサービスも充実しており、初心者でも比較的簡単にポートフォリオを作成できます。
ここからは、無料で利用できる代表的なツール(サービス)を紹介します。

比較項目foriio(フォリオ)CanvaNotionGoogleスライド
料金無料無料(一部有料)無料無料
作成難易度非常に簡単簡単簡単非常に簡単
デザイン性高い非常に高い
※テンプレートは
有料版のみのものも多い
シンプル作り手次第
更新のしやすさ
URL共有
PDF提出△(PDF出力は有料)
転職活動向き
副業案件向き
おすすめ度★★★★★★★★★☆★★★★☆★★★☆☆

3-1. foriio(フォリオ)で作成する

foriio(フォリオ)

ポートフォリオ作成サービスとして特におすすめなのがforiio(フォリオ)です。

foriioはクリエイター向けのポートフォリオ作成サービスで、デザインやプログラミングの知識がなくても簡単にポートフォリオサイトを作成できます。

作品や実績を登録するだけで見やすいポートフォリオページが作成できるため、WEBデザイナーやWEBマーケター、ライター、動画編集者、イラストレーターなど幅広い職種の方に利用されています。

↓ ポートフォリオの作成は「foriio(フォリオ)」がおすすめ!こちらの記事で詳しく紹介しています↓

転職や就職の際に、foriioで作成したポートフォリオを使う場合は、foriioのページURLを提出する形になります。

foriioで作成したポートフォリオをPDF化する場合有料プラン加入またはコインの購入が必要になるため、PDFや紙媒体でポートフォリオを用意したい際は注意が必要です。

foriioの
メリット
無料で利用できる、ポートフォリオ専用サービス、更新が簡単、URL共有だけで提出できる
作品や実績を一覧で表示することができる。
foriioの
デメリット
デザインの自由度は高くない、独自ドメイン運用には向かない
foriioが
おすすめの人 
WEBマーケター、WEBデザイナー、ライター、動画編集者、転職活動中の人、副業案件を獲得したい人

こちら↓からforiioで作成されたポートフォリオの見本を見ることができます。
(foriioのサイトへ遷移します)

3-2. Canvaで作成する

Canva(キャンバ)を使ってポートフォリオを作成する方法もあります。

Canvaは無料で利用できるデザインツールで、豊富なテンプレートが用意されています。
資料作成が苦手な方でも、テンプレートを活用することで見栄えの良いポートフォリオを作成できます。

Canvaの
メリット
テンプレートが豊富、見栄えの良い資料を作りやすい、PDF提出しやすい
Canvaの
デメリット
更新管理がしにくい、実績が増えると管理が大変
テンプレートの一部は有料プランのみでしか利用できない
Canvaの
おすすめの人
WEBデザイナー、SNS運用担当、学生、見た目を重視したい人
まずは手軽に簡単にポートフォリオを作成したい人

こちら↓からCanvaで作成されたポートフォリオの見本を見ることができます。
(Canvaのサイトへ遷移します)

3-3. Notionで作成する

notion

Notion(ノーション)は、メモやドキュメント、タスク管理などに利用できるクラウドサービスです。

本来はポートフォリオ作成専用のツールではありませんが、ページ公開機能を利用することで、誰でも無料でポートフォリオサイトを作成できます。

プロフィールや経歴、実績、制作物などを1つのページにまとめて公開できるため、近年ではWEBマーケターやライターを中心に活用する人が増えています。

URLを共有するだけで閲覧してもらえるため、転職活動や副業案件への応募時にも活用できます。

Notionの
メリット
無料で利用できる、更新しやすい、情報整理がしやすい、URL共有が簡単
既にNotionを利用している場合、情報がまとめやすい
Notionの
デメリット
デザイン性は高くない、作品を魅力的に見せる用途には不向き
WEBデザイナーやイラストレーター、動画クリエイターなどのポートフォリオには向かない
Notionが
おすすめの人 
WEBマーケター、ライター、ディレクター

こちら↓からNotionで作成されたポートフォリオの見本を見ることができます。
(Notionのサイトへ遷移します)

3-4. Googleスライドで作成する

Googleスライドは、Googleが提供する無料のプレゼンテーション作成ツールです。
Googleアカウントがあれば誰でも利用でき、PowerPointのような感覚で資料を作成できます。

ポートフォリオ専用サービスではありませんが、無料ですぐに作成でき、PDFとして提出できるという理由から、転職活動や副業案件の応募時に活用している方も少なくありません。

Googleスライドの
メリット
完全無料、すぐに作成できる、PDF化しやすい、共同編集できる
Googleスライドの
デメリット
ポートフォリオ専用ではない、継続的な管理には向かない
Googleスライドが
おすすめの人
急ぎで提出したい人、転職活動中の人、まずは簡易版を作りたい人

4. 転職活動ですぐにポートフォリオが必要な場合の対処法

転職活動中に突然、「ポートフォリオをご提出ください」と言われて困った経験がある方もいるのではないでしょうか。

実際に私もWEBマーケターとして転職活動をしていた際、応募企業からポートフォリオの提出を求められたことがあります。

当時はすでにWEBサイト運営やマーケティング業務の経験がありましたが、ポートフォリオとして整理された資料は準備していませんでした。そのため、提出期限までに急いで資料をまとめる必要がありました。

しかし、ポートフォリオは最初から完璧に作る必要はありません。

まずは企業に自分の経験や実績を伝えられる状態を目指しましょう。

まとめ😺

ポートフォリオとは、自分のスキルや実績、制作物をまとめて相手に伝えるための資料です。

これまではWEBデザイナーやクリエイター向けのものというイメージがありましたが、近年ではWEBマーケターやライター、SNS運用担当者など幅広い職種で提出を求められるケースが増えています。

実際に私もWEBマーケターとして転職活動をしていた際、応募企業からポートフォリオの提出依頼を受けた経験があります。

履歴書や職務経歴書だけでは伝わりにくいスキルや成果をアピールできるため、転職活動や副業案件への応募を考えている方は、早めに準備しておくことがおすすめです!

2026-07-18
Saturday

weblemonの筆者

YUKINKO

20代後半のWEBマーケター
新卒で商社に入社しWEBマーケターとして勤務後、
カナダに渡航し現地企業のWEB制作と
マーケティング支援を行う。
現在は帰国し某企業でWEBマーケターをしています。

 自分がWEBマーケター・WEBデザイナーとして
仕事をしているときに気になった事を
調べた経緯を残しておきたいなという思いと、
それを誰かのお悩み解決に
役立てることができたらいいなと思っています。

“ネコとレモンのWEBマーケ&デザインブログ”
みたいな感じで覚えてもらえたら嬉しいです😺🍋

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